こんにちは、むにです。私はTwitterの整形用アカウントを作る前、美容外科の調べ方が全くわかっていませんでした。
Twitterをはじめる前の私の調べ方といえば
- Googleで「鼻整形 名医」と検索してみたり
- トリビューで口コミ眺めたり
- 5ちゃんの鼻整形スレッドを覗いたり…
悪徳美容外科に掴まってもおかしくない調べ方だったと思います。
たまたま鼻整形は自分が納得できる結果で終わりましたが、Twitterアカウントを作ってから最終候補にしていた美容外科が失敗事例で有名だったことが分かり、調べ方が甘かったと反省しました。
そこで今回はいわゆる「悪徳美容外科」を避けるために重要だと思う点をまとめておきたいと思います。これから初めて美容整形をされる方に読んでいただけると嬉しいです。
悪徳美容外科とは何か
Google検索で「悪徳美容外科」という語句で調べる方が多いので本記事も言葉をあわせてみましたが、そもそも「悪徳美容外科」とは何なのでしょうか。
人の道にそむく美容外科
辞書で「悪徳」と引くと「人の道にそむく心や行い」という定義が出てきます。
この定義を美容外科にあてはめると、例えば以下のようなクリニックはすべて「悪徳」と呼べるのではないかと思います。
- 営業が強引すぎる
- 不要な手術を勧めてくる
- 失敗後に誠意ある対応をしない
- できないことをできないと言わずに受注する
上記の他にも美容外科界隈では麻酔中の患者に性的暴行をはたらく医者がいたり、(韓国の美容外科ですが)手術中に誕生日パーティを行う事例があったりと、とにかく非道徳的な行為が横行している気もします。
悪徳美容外科は多い
以上をふまえて申し上げると、いわゆる「悪徳美容外科」と呼べるクリニックは多いです。
私はまだ整形歴が浅いほうですが、半年前にTwitterアカウントを作ってからほぼ毎月と言ってもいいくらい何かしら美容外科の非道徳的な話を耳に挟みます。
中にはもちろん真っ当な美容外科もありますが、美容外科界隈は何かとトラブルが起こりやすい印象です。
悪徳美容外科を探すのが難しい理由
では悪徳美容外科を把握するには、どうするべきでしょうか。これが結構難しいです。
もともと整形に関する情報は表に出づらい上に、「悪い口コミを書ける場所が少ない」「名指しで批判するとトラブルに発展しやすい」という背景もあり、悪徳美容外科を知るのは容易ではありません。
悪い口コミを書き込める所が少ない
悪い美容外科の情報を探しづらい理由の一つに、そもそも悪評を書き込める場所が少ないという側面が挙げられます。
高須クリニックの高須幹弥先生もこちらの動画でおっしゃっているのですが、ネットにある口コミサイトやランキングサイトのほとんどは美容外科にお金をもらって運営しているので、取引先である美容外科の悪評は載せられません。
そうすると、悪い美容外科について情報が出回るのはTwitterや5ちゃんなどに絞られてきます。しかしここでもう一つ、悪徳美容外科を探しづらくしている要因があります。
名指しで批判するとトラブルになりがち
悪い美容外科の情報が出回りづらい理由として、もう一つは名指しで批判するとトラブルになりがちという点があります。
整形で後遺症を負ってしまった方や、失敗されたにも関わらず充分な対応が得られなかった方の中には、Twitterで当該美容外科や医師の情報を共有する人もいます。
ただ、そういったアカウントの多くは
- クリニックから投稿を消すようDMされる、脅される
- 内容証明が送られてくる
といったトラブルに発展していることが多いです。
特に整形後の後遺症やデザインの明らかなミスなどの悪評は一度広まると客足が途絶えるので、美容外科側も必死に揉み潰そうとします。
整形失敗した病院の評判がネットで広まらない理由は
特定できることを書くと弁護士通して脅しの書面が届くからだと思います
私はDM解放してないのに顔写真だけで家に書面届きました
整形失敗された方は誰かに伝えたくて仕方がなくて毎日悔しい思いをして死んだ気持ちで過ごしています— 両顎後書面連絡来た婆 (@HSbLwX7h4b220Bo) August 21, 2022
これらの理由から「どこが悪徳美容外科だ」という情報がインターネット上に流れてくることは少なく、実際のところどこが悪徳美容外科なのか把握し切るのは難しいのが現状ではないでしょうか。
悪徳美容外科を避けるためにできること
ただ、一般人でも調べ方や、美容外科や医者のみかたを工夫することで明らかに避けた方がいい美容外科の判断はつけやすくなると思います。
この項目では、整形経験者界隈でよく言われている美容外科で確認すべきポイントを中心に、悪徳美容外科を避けるために重要な点をまとめます。
Twitterで情報収集
悪徳美容外科を避けるためにまずやるべき事として、Twitterアカウントの作成が挙げられます。(既に整形垢がある方からすると基本すぎますが、昔の私のように検索エンジンで調べている人に向けて紹介しています)
前項で触れたように、Twitterにはいわゆる「整形垢」という美容整形の情報交換を行うユーザーが多数活動しています。
こういった整形界隈のアカウントを100人程度フォローして毎日タイムラインを眺めているだけで、
- 美容外科の口コミ全般
- 美容外科医の失言や失態
- 失敗体験談
といった情報が入ってきます。
整形が初めての方はまず、このようにタイムラインを眺めて悪評の多い美容外科の情報を把握してみましょう。
なお、Twitterにもキーワード検索機能がありますが、美容外科とのトラブル防止のために悪い評判については特に名前を伏せ字にしている人が多いです。こういった理由から検索機能から悪い口コミは探しづらいので、慣れないうちはやはりタイムラインを地道に眺めるのが早いと思います。
GoogleMapの口コミを確認
悪徳美容外科を避けるためにできることの二つ目が、GoogleMapの口コミの確認です。
前述のとおりGoogleMapも美容外科のお金で運営しているサービスではないので、正直な口コミが集まりやすいです。
気になるクリニックがあったらGoogleMap上で検索し、口コミを評価が低い順番から見てみましょう。
一見評価がいいクリニックでも、全体評価の数字は参考程度にしか捉えないのがおすすめです。
美容外科についている良い口コミはプレゼント等と引き換えに書いてもらったものであることが多く、そういったキャンペーンで口コミ投稿した人はプレゼントをもらった手前あまり何も考えず星5をつけがちなためです。
以下の画像は最近Twitter上で悪い噂がかなり流れていた美容外科の口コミの抜粋です。こうして悪い口コミ順に並べると、どんな商売をやっている美容外科なのか把握しやすいです。
医者の経歴を確認
美容外科自体については問題がなさそうだったら、手術を依頼したい先生の経歴も確認してみましょう。
手術を最終的に行うのはやはり医者なので、医者が信頼できるか判断することも悪徳美容外科を避けるためには重要です。
美容外科医の経歴を確認するとき、私の場合ですと以下4点を重視しています。
- JSAPまたはJSAPSといった美容外科学会の会員か
- 美容外科医として勤務歴が5年以上ある
- 希望する施術の症例数が多い
- 症例が綺麗
他にも医者を見極める方法について「JSAPよりJSAPSの方が入会が難しいので、JSAPS会員かどうか確認すべき」「美容外科医として勤務歴は10年以上あった方がいい」など色々な視点がありますが、個人的には経歴がそこそこ長い&依頼したい手術を得意としているようであればとりあえずカウンセリング候補に入れます。
医者の発言内容を確認
主にSNSなどで見られる医師の発言内容の確認も、悪い美容外科を避けるために重要だと思います。
普段から患者を見下した態度を取っていたり、何かにつけ喧嘩腰な姿勢が目立ったりする医師が運営または在籍している美容外科には、以下のような懸念が挙げられるので避けた方が無難だと考えます。
- 職員に対する教育、管理がずさん
- 失敗した際に責任を取らない、患者に責任転嫁する
インフルエンサーの症例ばかりではないか
最後に、これはTwitterの整形界隈では基本中の基本ですが、、インフルエンサーの症例が多い美容外科はアテにしないでください。笑
インフルエンサーを使って宣伝しようという美容外科はだいたい、
- 技術力が低いなどの理由で集客がうまくいっていない
- 整形初心者を掴まえて高い施術を売りたい
といった狙いの場合が多く、いずれの場合も悪徳美容外科らしい動機ですのでインフルエンサーの症例ばかりの美容外科は避けた方が無難です。
悪い美容外科は工夫すれば避けられるはず
今回は「悪徳美容外科を避けるためにできること」についての紹介でした。
美容外科はお金になる事業と言われる上、手術の成果が「審美性」という第三者視点でわかりづらい観点で測られるせいか
- 営業が強引すぎる
- 不要な手術を勧めてくる
- 失敗後に誠意ある対応をしない
- できないことをできないと言わずに受注する
といったいわゆる悪徳な商売を行う美容外科は残念ながら多数あります。
さらに、悪い美容外科に関する情報は「悪い口コミを書ける場所が少ない」「名指しで批判するとトラブルに発展しやすい」といった背景から、なかなか表面化しづらいのが現状です。
こうした理由から、悪い美容外科を避けるにはTwitterやGoogleMapの口コミを読んだり、医者の経歴や発言を調べたり、美容外科のマーケティング方法を調べておくなど、日々の地道な情報収集が実は近道だと私は考えています。