先日「クマ取り」と呼ばれる目の下の脂肪を取る手術を受けてきました。
クマ取りは比較的ダウンタイムが軽いと言われている手術ですが、私の場合はダウンタイムが割と長引きました。
- 化粧で隠せる程度までかかった日数:6日
- 完治するまでにかかった日数:14日
あまりにも内出血が悪かったので驚いたものの、案外5日目あたりを境に勝手に治っていきました。笑
本記事では私と同じように術後の内出血がひどかった方/経過を心配されている方に向け、私の経過や内出血の鎮静に役立ったことを共有したいと思います。
内出血はいつまで続く?想像以上にひどかった経過
クマ取りの術後は2,3日目の内出血が一番酷かったです。ダウンタイムが完全に終了したと思えるまでは14日くらいかかりました。
※写真は一眼レフで撮影後、露光量を修正したものです。
※経過を伝えるために目から少し血が出てる写真も載せてます。苦手な方はブラウザバックお願いします。
手術当日:この日安静にしていれば良かった
手術終了から3時間後の写真です。まだこの時点では内出血があまり広がっていません。
続いて、手術終了から6時間後の写真です。
帰宅後にパソコンを少し触って昼寝から覚めたらこんなに内出血が広がってました。腫れもあります。若干目から血も出てます。
この時点ではクマ取りのダウンタイムなんてチョロいと勘違いしてましたが、この日はとにかく目を休めておけばよかったと反省しています。
パソコンの使用で目に力がかかってしまったせいか、翌日以降の内出血がひどく広がってしまいました。
〜3日後:内出血のピーク
手術から1日〜3日後の写真です。
手術2,3日目が一番見た目がひどいとクリニックからも言われていました。
たしかにその通りでした。笑
特に左目で血が広がってしまっており、喧嘩でもしたのかと勘違いされそうです。
手術当日の過ごし方が悪かったのかもしれませんが、もしかすると左目から摘出した脂肪のほうが大きかったことも関係しているのかもしれません。
特に赤枠で囲った外側の脂肪が大きかったようです
〜7日後:化粧で綺麗に隠れる
手術から5日目以降、右目はほとんどアザが目立たなくなりました。
5日目は経過撮影のことを忘れていて、右目にコンシーラーを塗ってから撮りました。そのため右だけあざが無いように見えています。
すっぴんだと左目のあざはまだまだ顕著ですが、5日目以降はコンシーラーを塗ればだいぶ綺麗に隠せるようになりました。
以下、ダウンタイム5日目のすっぴん時とコンシーラー塗布時の比較です。
若干粉っぽい仕上がりですが、キャンメイクのコンシーラー(715円・アプリコット色)でもだいぶ隠れて良かったです。
〜10日後:ほとんど気にならなくなる
術後10日も経つと左目もほとんど内出血が気にならなくなりました。
※9日目の経過は撮影を忘れたため飛ばしています
左目に関しては10日目経ってもまだ若干赤みがありますが、それ以外は概ね綺麗になりました。
〜14日後:あざが完全に引く
そしてこちらが術後14日経った時点の画像です。
細かいことを言うと左目頭の上にうっすらアザが見えてますが、ここまで治っていると他人からは通常時と見分けがつかないと思います。
14日目でやっとアザがほぼ完全に消えたと思うので、この日をもって内出血のダウンタイムは終了とします。
内出血を早く治すには
今回は内出血の広がりがあまりにもひどかったので、内出血を早く直す方法や、広がりを抑えるためのポイントも調べてみました。
術後安静にする
多くの美容外科が挙げていた内出血を防ぐための注意点として、術後安静に過ごすことが挙げられます。
二子玉川美容外科クリニックのブログでは、クマ取り後の内出血について以下のように記載されています。
術後の内出血は30~40%の割合で起こるが、ほとんどが帰宅後に力を入れたりすることが原因。
(中略)
脂肪の量に出血の確率が比例するということはなく、どちらかと言うと、力を入れずに過ごせたかどうかが大きく左右すると考えます。
力を入れるというと重いものを持ち上げたり顔の筋肉を使うことをイメージしますが、今回私が術後パソコンで作業しただけでも内出血が広がってしまったことを考えると術後はパソコンの操作や読書などとにかく目の負担になることは控えておいた方が良かったのかもしれません。
アロマ(ヘリクリサム)活用
また色々調べてみた結果、内出血を早く直す方法として「ヘリクリサム」というアロマオイルの使用について触れている記事も見つけました。
ヘリクリサムというのはオーストラリア・ニュージーランド・アフリカなどに自生している植物で、アロマテラピーの学習サイト「aromanet-jp.com」によるとヘリクリサムには以下のような効果が期待できるとのことです。
- 血液循環の促進
- 炎症と痛みの鎮静
- 血腫の吸収
ヘリクリサムは打撲時のあざや腫れのケアに使われるそうで、私もダウンタイム5日目からこのオイルを直接皮膚に散布したところ若干治りが早くなったような気がしました。※
私はAmazonのこのヘリクリサムオイルを使いました。価格もそんなに高くなかったので良かったです。
※アロマオイルはホホバオイルなど何かと希釈して使用することが一般的らしく、直接皮膚に散布するのは自己責任の範囲で行いました
冷やしたり温めたりする
あとは定番中の定番ですが、あざの原因が起こった後24時間〜72時間程度は冷やして内出血の広がりを抑え、その後は温めるなどして血行を促進するといった方法も挙げられます。
こうした基本的な対処法については整形外科や整骨院が書いている記事の方がわかりやすいと思いますので、以下などを参考にしてみてください。
内出血をうまく隠す方法
さいごに、ダウンタイム中の内出血がどうしても引かない場合に便利な「内出血をうまく隠す方法」を紹介して終わります。
メディカルメイクアップ
内出血を隠す方法の一つとして「メディカルメイクアップ」という製品の使用が挙げられます。
これはカバーマークが開発したファンデーションの一つで、皮膚変色や生まれつきのあざを隠すことを目的としています。
以下は公式サイトの実例紹介ページから引用した画像です。綺麗にあざや傷跡が隠されていることがわかると思います。
価格も20gで2,200円と比較的手軽なので、ダウンタイム中だけの使用にも適しているかなと思います。
1つ注意点として挙げられるのは、初回購入時はカウンセリングを受ける必要がある点です。
カウンセリングで自分の肌に合うファンデーションを選ばないとこの製品の効果がうまく発揮されないと思うので、気になる方は店頭まで行かれることをお勧めします。
カバーマーク オリジナル ファンデーションで症状を自然にカバーするためには、ファンデーションの色がご自分の肌に合っていることが大切です。
初めて購入される前に、気軽に私たちに相談してください。お一人おひとりに合ったメイクアップの方法をご提案させていただきます。
仕事柄どうしてもあざを隠さなければいけない方や、整形を隠したい方は重宝されるのではないでしょうか。
クマ取り手術は意外とダウンタイムがひどかった
今回は目の下の脂肪取りを行った後の内出血の広がりや回復にかかった時間を振り返ってみました。
クマ取りの手術といえば大手の美容外科でも広告を頻繁に打っており、埋没二重手術のような比較的敷居の低い美容整形だと感じています。
しかしそういったイメージに反して今回はかなり内出血がひどく出てしまい驚きましたw
もちろんダウンタイムの程度については個人差もあるので一概には言えませんが、これからクマ取りを検討される方は余裕を持ってダウンタイム中のスケジュールを組んでおくことに越したことはないのかなと感じました。