こんにちは、むにです。みなさんは扁平母斑ってご存知でしょうか?
はなふさ皮膚科によると「扁平母斑とは いわゆる茶アザで、健常人の10%にみられるものです」と説明されています。
私もまぶた上部から左頬にかけてこの扁平母斑があり、昨年10月に渋谷おおしま皮膚科にて治療を受けてきました。
最初のレーザー照射から3ヶ月経過したので、一つの区切りとして今回は私の扁平母斑治療体験についてまとめたいと思います。
扁平母斑の保険治療にかかる金額
まず最初に、私が扁平母斑治療にかかった金額を紹介します。
扁平母斑は保険で治療可能
当ブログでは主に自費診療の美容に関する内容を扱っていますが、今回紹介する扁平母斑については健康保険での治療が可能です。
太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青については健康保険が適応になります。
ただし、適応となる限度が法律で決められていますので、それを超えるものについては自費での治療が必要になります。(多根総合病院)
私も健康保険(3割負担)で治療を受けたので、今回ここに記載の金額は保険適用のものだとご認識いただければと思います。
初回:1万円程度
まず初回かかった費用は、1万円ほどでした(細かい端数についてはレシート紛失のため覚えていません、すみません)。
扁平母斑の箇所には「Qスイッチルビーレーザー」を当ててもらい、塗り薬として軟膏・ハイドロキノン・トレチノインの3つを処方してもらいました。
ハイドロキノンとトレチノインについては自費料金でしたが、施術と薬代合計で1万円程度でした。
2回目以降:2,800円
2回目以降はレーザーの経過診察と、ハイドロキノン・トレチノインの処方をしてもらいました。
診察料は380円ほど。ハイドロキノンとトレチノインについては前述の通り保険適用にならなかったので、それぞれ1,000円ほどです。
渋谷おおしま皮膚科行ってきました〜
前回土曜の夕方に行ったら激混み1時間待ちだったので、午前中に行きました!扁平母斑のQスイッチルビーレーザー照射箇所はかなり良くなりました。
今回はハイドロキノンとトレチノイン貰って終了(2,800円)扁平母斑治療はこれで一旦済とします🙆♀️ https://t.co/5q71izcK1r pic.twitter.com/VnYTpB0hfm
— ムニ・チャン@輪郭2点カウンセリング中🇰🇷 (@munichang19) January 28, 2023
扁平母斑治療の経過を振り返る
次に、私の治療経過についてまとめていきます。
1日目:腫れが顕著
レーザー照射を受けた当日です。診察を受けたら、麻酔テープをつけてしばらく待機します。
機械についてはQスイッチルビーレーザーの他にもう一つあった気がしますが、私は以前通っていた皮膚科で以前打ってもらったことがあるQスイッチルビーレーザーにしてもらいました。
私の扁平母斑は目の近い位置にあったため、施術前に点眼麻酔と、目をレーザーから守るための保護用コンタクトのようなものを付けてもらいました。
準備ができたら先生がレーザーを当ててくれます。
【Qルビースイッチレーザー】
左目上から頬にかけて生まれつきあざ(扁平母斑)があって、今日渋谷おおしま皮膚科にてレーザー打ってもらいました〜!!(費用は保険適用で1万円)
とりあえず腫れてる。扁平母斑の治療は保険効くので有難い
※参考:https://t.co/ccoanFxBXJ pic.twitter.com/kc9C5b906s— ムニ・チャン@輪郭2点カウンセリング中🇰🇷 (@munichang19) October 1, 2022
先生の手際がよく、あっという間に照射が終わりました。
照射中は軽く弾くような音が出るのと、場所が目の近くだったので恐怖感はあったものの麻酔が効いていたので痛みは感じられませんでした。
照射直後はレーザーを当てたところが少し腫れます。
6日目:カサブタが剥がれる
レーザーを当てた箇所には以下の画像左のようなカサブタができます。
私の場合、6日目くらいになってこのカサブタがぽろぽろ取れてきました。
カサブタが取れた箇所は若干赤みがある程度で、あざの跡が全く分からなくなっています。
【Qルビースイッチレーザー】
扁平母斑の治療記録です照射日から起算して6日目まで
▶︎1枚目のようにぶつけたような青めのカサブタができました6日目午後
▶︎2枚目のような状態になりました。急にカサブタがポロポロ取れます。
若干赤みがあるくらいで、母斑もレーザーの跡もよく分かりません https://t.co/5ISXZrB1wj pic.twitter.com/4JvjLPeGTd— ムニ・チャン@輪郭2点カウンセリング中🇰🇷 (@munichang19) October 8, 2022
カサブタ自体は結構目立つので大事な予定がある方や、ダウンタイムを気にされる方は治療スケジュールを練っておくと良いかと思います。
3ヶ月目:母斑がほとんど目立たない
いきなり3ヶ月後の経過まで飛びます。
カサブタが剥がれた箇所の赤みが落ち着くと、以下の画像のような綺麗な肌に落ち着きました。
【Qスイッチルビーレーザー】
扁平母斑の治療記録です。10月の頭に打ってもらってから現在まで、割と綺麗な状態が維持できています。
今まで元ツイートのカサブタがついてる箇所一帯にあざがありましたが、今はもうどこに母斑があったのか分からないくらいです。すごい https://t.co/5q71izcK1r pic.twitter.com/EcuuKRQEMr
— ムニ・チャン@輪郭2点カウンセリング中🇰🇷 (@munichang19) January 14, 2023
この間ハイドロキノンとトレチノインを朝晩塗るなど、こちらも日々のケアを継続しました。
そのせいか、経過を見に行くと医者に「どっちに照射したんでしたっけ?」と言われるくらい綺麗になりました!
ただ残念なことに扁平母斑は再発する可能性もあるそうなので、引き続き日々のケアや紫外線対策に気をつけていきたいと思います。
扁平母斑は神経櫛起源性の色素斑であるため、ルビーレーザー照射後一度消えても再発を繰り返しやすい性質があります。再発する場合は治療後2-8週間で再発してきます。 30%の方は、一回の照射で消えますが、60%の方は再発を繰り返して、治療回数をかさねる毎に、徐々に薄く、また再発の期間も長くなってきます。(西新宿皮フ科クリニック)
治療してよかった
今回は、昨年10月に受けた扁平母斑治療とその経過についてまとめました。
私の場合は母斑の位置が目の近くだったこともあり、他のクリニックに相談してもやんわり施術を断られたり、レーザー以外の対応方法を勧められるなど、渋谷おおしま皮膚科で治療を受けるまでかなり遠回りをしました。
また、レーザーによってできたカサブタも結構目立つので、ダウンタイムの負担も考えると結構手間のかかる施術だったと感じます。
しかし一度やってみると、もう扁平母斑のあとが分からないくらい綺麗になったので全体的にかなり満足しています。色々な手間はありましたが、やってよかったです。