韓国で鼻フル整形したとき個人的に役立った持ち物まとめ

公開 更新) 美容整形

私は2022年10月末、鼻のフル整形※をするために韓国に7泊8日滞在しました。

今回は整形の振り返りも兼ねて、この滞在経験中に役立った持ち物と、持っていく必要はなかったと感じるモノについて紹介します。

なお、現地調達が難しいなどの理由で「どうしても日本から持って行った方がいい!」と感じたものについては、見出しの横に「★」マークをつけています。

※手術内容は、ハンプ削り・骨切り幅寄せ・小鼻縮小・鼻突形成・鼻中隔延長・耳介軟骨移植です

医療品関連

まずは医療品関連から紹介します。

視力補正器具★

まず、最も忘れてはいけないものはメガネやコンタクトレンズなどの視力補正器具です。

私が施術を受けたクリニックでは「鼻の手術から約1ヶ月間はメガネとサングラスを着用しないように」という指示がありました。

特に鼻筋に関わる手術をした場合、メガネ類の着用を控えるよう指示を出すクリニックは多いです。

他の消耗品と異なり、視力補正器具を現地調達するのは難しいので絶対に国内から持っていきましょう。コンタクトの方はケア用品も忘れずに!

保冷剤★

次に、日本からの持参をおすすめしたいのは保冷剤です。

特に骨切り幅寄せをするとあざや腫れが顕著に出るので、術後は患部を冷やす必要があります。

クリニックによっては術後にアイスマスクを渡してくれますが、アイスマスクは大きくて使いづらいほか、ものによっては凍りづらく準備に時間がかかったりします。

一方、保冷剤は小さめのものが多いので、鼻を避けながらでも冷やしやすい上、凍るまでに時間もかからないので便利でした。

一般的にアイシングにはアイスバッグを使用するそうですが、個人的には以下の理由から保冷剤がベストだと思っています。

  • 泊まる場所によっては氷がない
  • 顔に当てるのにアイスバッグは大きい

家に保冷剤がない場合は、メルカリで300円くらいで5〜10個入りのものがよく販売されていますのでご参照ください

※保冷剤を直接当てると凍傷の原因になるため、ガーゼやタオルを間に敷いて利用します。参考

アイシング処置

 

なお、保冷剤は液体扱いになるため、手荷物にする場合は以下のような機内持ち込みの制限を守る必要があります。

  • 100ml(g)以下の容器に入っていること
  • 容量1リットル以下のジッパーつき透明プラスチック製袋に入れること

(出典:成田空港「液体物の持ち込みについて(国際線)」

濡れ綿棒★

次に持参を推奨したいのは、濡れ綿棒です。

術後、クリニックからは鼻をかんだり啜ったりといった鼻に負担のかかることをしないようにという指示がありました。

とはいえ鼻水などを垂れ流すわけにもいかないので、私はこちらの濡れ綿棒を使って掃除していました。

この綿棒はワタの部分がデコボコしており、鼻の中を掃除しやすい形状なのでとても重宝しましたよ。

さらに、この綿棒はペパーミントの匂いがついており、術後かなり鼻血・鼻水による詰まりが多かったので匂いがとても気持ちよかったです。

また、個包装になっている点もポイントです。術後すぐは感染が心配ですから、綿棒に限らずなるべく個包装のものを使っていました。

通常の綿棒も持っていきましたが、こちらの方が掃除しやすかったので一推しです。ちなみに8日間の滞在で、2袋使い切りました。

マスク

次に紹介するのはマスクです。

鼻整形時に使うマスクを選ぶときは、以下の基準で選んでいくとよいかと思います。

  • 暗めの色
  • 耳の紐がキツくない
  • 飛沫のほか、 PM2.5や排煙スモッグなどのフィルター効果がある

私は一般的な白の不織布マスクを持参してしまったのですが、ダウンタイム中は鼻血が多くマスクに染みないか心配でした。

暗色系のマスクなら、もし血がついても分かりづらいので安心して街歩きできそうです。

また、私は耳介軟骨を使用したので、マスクの耳かけのキツさも気になりました。

他に気をつけるべき点としては、フィルター効果がきちんとあるかという点も重要だと思います。韓国は日本より歩きタバコが多く、感染を防ぐためにもタバコの煙はなるべく遮断した方が無難なためです。

整腸剤

次に紹介するのは整腸剤です。

なぜ整腸剤が渡韓に必要かというと、韓国の水は日本より硬度が高く、水あたりを起こすことがあるためです(参考)。

韓国旅行情報サイト「KONEST」によると、ソウルの水の硬度は65mg/l前後である一方、日本の水の硬度は60mg/l前後。

これが原因かは不明ですが、現に私もウォーターサーバーの水しか飲まなかったにも関わらずお腹を壊しました。(泣)

韓国に限らず海外で飲食してお腹を壊す話はよく聞くので、整腸剤は持って行った方がよいと思います。

常備薬

他には、普段飲んでいる薬も忘れずに持っていきましょう。

術後は免疫力が落ちているそうなので、私は風邪薬(ルル)も持っていきました。

ガーゼとテープ

次に、ガーゼとテープです。

これはクリニックからいくつか貰えましたが、圧倒的に量が足りませんでした(特にガーゼ)。

私は骨切り幅寄せした所からたくさん鼻血が出ていたので、5,6日目くらいまで鼻の下にガーゼを当てていました。

日本から持ってきたガーゼが足りなくなったので現地調達したものの、薬局によっては吸収がいまいちなガーゼしかなかったり、個包装になっていないことが多く少し後悔しました。

骨切りされる方は結構血がたくさん出ると思われるので、特にガーゼは余裕をもって準備するとよさそうです。

口呼吸対策関連

鼻の手術をした後、2日目までは鼻栓が入っていて鼻呼吸しかできませんでした。

また、栓を抜いた後もしばらくは口呼吸をするように指示があったため、以下の持ち物が役に立ちました。

のどぬーる濡れマスク★

Twitterの整形垢界隈などでもよく言われていることですが、のどぬーる濡れマスクは乾燥対策に重宝します。

常に口呼吸をしていると喉が乾きやすく体調に障りかねないので、特に就寝時はこのマスクをつけておいた方が安心です。

のど飴

前述の「のどぬーる濡れマスク」と同じ理由で、喉の乾燥を防ぐためにのど飴も持って行った方がよいでしょう。

のど飴は韓国でも市販されているので、持参が難しい場合は現地調達でもよいかもしれません。

通信用品

次は、通信用品について紹介します。以下で紹介する物品ついては、鼻整形に限らず韓国での整形全般で活用いただけると思います。

SIMカード★

まず初めに、SIMカードです。これは絶対、余裕を持って日本で用意しておきましょう。空港などで契約すると1日分で550円くらいかかるので高いです。

けっこうTwitterを見ていると、こちらのSIMカードを使われている方が多いような感じがします。日数も1日〜30日までいろいろ選べるので、滞在日数に合わせて選びやすいです。

私も3ヶ月後に予定している渡韓に向けてこちらを買ってみましたが、配送が15日くらい遅れていてなかなか届きません。早めに注文するのが良さそうです。

ちなみに私が鼻整形のときに使用したのは、以下リンクにあるSIMカードです(8日で1,850円・2022年12月現在)。8日分ぴったり使えるSIMカードがあまり無かったので、こちらを利用して見ました。

飛行機の中でSIMカードを入れ替えたら、到着後すぐ現地キャリアの回線を拾ってくれました。製造国が東南アジアなのか、一部アプリの通知がタイ語っぽい言語で飛んでくる以外は特に使用上問題ありませんでした。

変圧器

韓国と日本の電圧は異なるため、変圧器が必要です。

宿泊先には日本で使用されている「Aタイプ」のプラグも挿せるようになっているかもしれませんが、街中では一般的に「Cタイプ」「SEタイプ」しか使えません。

こういった旅行用品は海外で調達しようとすると高くなりがちなので、国内で用意して持っていきましょう!

衣料品

次に、衣料品について紹介します。

キャップ★

これもよく知られている話ですが、キャップはダウンタイム中の顔を隠すのに欠かせません。

骨切りなどを伴う手術の場合は、術後7日目くらいまで大きめのギプスをつける必要があります。

大きいギプスをつけていると、マスクからギプスがはみ出てしまうのでキャップもかぶって隠しました。

キャップについては特にこだわりがなかったので、私はメルカリで300円程度で販売されているものを買いました。

着やすい服・パジャマ

服に関しては、着脱時に鼻や耳に当たるものを選ぶと着替えが大変です。例えば以下のような服だと着脱が楽です。

  • ボタン式などで前が開く服
  • ファスナーで開閉できる服
  • 首がゆったりしている服

ちなみに私の宿泊先には洗濯機がなく、コインランドリーも遠かったので現地で全く服を洗えませんでした。

韓国にはコインランドリーが少ないのか、それとも私の探し方が悪かったのかは分かりませんが、服は多めに持って行ってもよかったかなと少し反省しました。

その他

そのほかに必要だったものや、できれば持っていくと便利なものをまとめます。

T-moneyカード★

「T-moneyカード」は、韓国の公共交通機関で利用できる交通ICカードです。

T-moneyカードは韓国のコンビニなどで販売されていますが、韓国に着いたらすぐ使用するものなので予め日本で用意しておくとスムーズかと思います。

T-moneyカードも、メルカリなど中古品サイトで300円程度で入手できます。

なお、T-moneyカードのチャージ方法は現金のみです(2022年12月現在)。

クレジットカード・デビットカード★

渡韓される方には、クレジットカードとデビットカード(支払い時に口座から引き落とされるカード)の2枚を用意されることをおすすめしたいです。

私は普段楽天のクレジットカードを使っているのですが、店舗によって韓国ではカードが切れないことがありました。

原因は限度額オーバー等ではなかったので、おそらくカード会社の不正利用検知などに引っ掛かってしまったのだと思います。

そんな時に2枚目のカードがあると安心です。

デビットカードは海外ATMからの引き落としも可能で、クレジットカードのキャッシング機能より手数料が低く済みます。クレジットカードとデビットカードの組み合わせだと、大抵の支払いには対応できると思います。

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ちなみに整形費用自体の支払いについては私もあまり詳しくないのですが、Twitter上で情報収集をしていると「Revoultを使ってチャージ」「ANAアメックスカードで決済」など色々な手法が提案されていました。

他にも海外での支払いについては適用されるレートや手数料など色々気をつけることが多く、私もそこまで詳しくない+ここには書ききれないので一旦この記事では省略します(今後余裕が出たら、調査してまとめたいと思います)。

現金★

また、現金もしっかり準備していきましょう。

いま手元にウォンがない方は、街中の両替所などでウォンの現金をいくらか用意していくことをお勧めします。

韓国では基本的にクレジットカード払いに対応している店が多いので、買い物や飲食で現金を使うことはありませんでした。

ただし、切符の購入やT-moneyカードのチャージには現金が必要です。

空港では両替レートが悪いので、最低でも交通費分は国内で用意して行きましょう。

国内でも例えば「外貨両替ドルレンジャー 新宿西口店」などは、比較的ウォンから円へのレートがよいと思います。

カメラ(写ルンです、デジカメ)

これは必須ではありませんが、渡韓にはカメラも持っていくといい暇つぶしになります。

私は渡韓中一人で過ごすことが多かったので写ルンです(フィルムカメラ)や一眼レフを使って街歩きを楽しみました。

個人的にはなくて良かったもの

最後に、個人的に持っていかなくてもよかったと感じている物を紹介して終わりたいと思います。

※あくまで個人の見解ですので、参考程度にご覧ください

プロテイン・サプリ・漢方

よく、腫れの引きをよくするためにプロテインやサプリメント、漢方を持っていく方がいますが、個人的にこれらは必要ありませんでした。

術後はクリニックで酸素カプセルやレーザー治療など、回復を早めるための施術を毎日受けられたためです。

また、よく患部を冷やしたり、街中を歩いていたせいか7日目には腫れがほとんどなくなっていました。

日本の食べ物

次に、日本から持参した食べ物です。

現地では毎日外食していたので、持参した日本食は使いませんでした。

たしかに術後1日目までは口がうまく動きませんでしたが、鼻整形だったので咀嚼に問題はありませんでしたし、食事制限もほとんどなかったので食べ物の持参は不要でした。

化粧品

いつもの癖で化粧品を持って行ってしまいましたが、

  • 術後はしばらく化粧ができない
  • 化粧をしても洗顔ができない
  • そもそもアートメイクする予定だった

といった理由から持っていく意味がありませんでした。

万全の準備で整形を成功させる

今回は鼻をフル整形したときの体験をもとに、渡韓時の持ち物についてご紹介しました。

挙げたものの中でも特に、下記項目については日本で準備して持って行って良かったと感じています。

  • 視力補正器具
  • 保冷剤
  • 濡れ綿棒
  • のどぬーる濡れマスク
  • SIMカード
  • キャップ
  • T-moneyカード
  • クレジットカード・デビットカード
  • 現金

特に濡れ綿棒などダウンタイム時の鼻周りのケアに使うものは、日本の方が品質がよいと感じました。

また、SIMカードなど通信系用品は現地の実店舗などで入手すると高いので、あらかじめAmazonで調達しておいて良かったです。

仮に何かを忘れたとしてもほとんどの物は韓国で代替品が探せますが、さすがにクレジットカード類や現金がないと何もできないので支払いに関するものは忘れないようにしましょう!

あと、韓国にコンタクトレンズを忘れて、ダウンタイム中ほとんど部屋にこもっている方をTwitterで見たことがあります。視力が弱い方はメガネやコンタクトレンズも絶対に忘れないでくださいね!